ニホントビナナフシのオスをいろいろと観察してみようと思います。

●姿形
 どの種のナナフシにも共通していることですが、オスはメスと比較すると、体つきが貧弱で、体長も短いようです。
 体色については、下の写真では色が正しく出ていないと考えてください。フラッシュをたいて撮影したら、青白くなってしまいました。
ニホントビナナフシ(オス)
[ニホントビナナフシ(オス) 体長:約39.5mm]

●飛翔
 オスを手や葉にとまらせ、飛翔するかどうか、またその様子を調べてみました。結果、オスは自らの力で飛び立ち、羽ばたき、飛翔しました。空中での方向転換もできるようです。
 上昇する(舞い上がる)ところは観察できませんでした。また、よく飛び立つのは、自分より高い物体が周囲にないときや高いところにいるときが多いようです。これらのことから、やはり自然界でも高いところから低いところへ移るために、飛翔しているのだと考えられます。
 メスは飛ぶことがあるのか、メス成虫が誕生したら確かめてみたいと思います。

飛び立つ瞬間のムービーへ
(Windows Media Playerが必要)


●オスについての考察
 オスの形態が小型であり貧弱であり、種によっては飛翔することができることの理由を、素人なりに考察してみたいと思います。
 一つは、移動能力を高めるためであると考えられます。移動能力の高いオスは、より多くのメスと出会って交尾し、自分の遺伝子を残すことができると考えられます。さらに、オスがメスのように卵を作る卵巣を持たないことも、結果的にオスが小型である理由となっていると思います。
 

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