| 【ニホントビナナフシのメス】 ●姿形 オスよりもふくよかで、鮮やかな明るい緑色。 |
![]() [ニホントビナナフシ(メス) 体長:約49.6mm] |
![]() [雌成虫の翅] 上に2対の小さな方「前翅」があり、下に2対の細長い「後翅」がある。 カブトムシでいうと、前翅とは外から見える黒くて硬い方の翅、後翅とは前翅の下に隠れた透明な羽である。 |
| ●飛翔 オスが飛翔することは、前回の実験で観察することができました。一方のメスは飛べるのでしょうか。ある図鑑には、ニホントビと同属のヤスマツトビナナフシのメスが滑空しているところの写真がありますので、滑空することはできるとみられます。今回はそれも含め、翅を羽ばたかせて飛ぶことがあるのかを実験してみることにしました(実験に使用したメスは、まだ卵を身ごもっていない体の軽いメス)。 メスを手にとまらせて、動き回るメスを「上行け上行け」とやっていました。長らく飛んでくれません。しかし突然、手の上に乗ったままその場で、腹部を持ち上げたポーズをとりながら羽をパタパタ羽ばたかせる行動を観察することができました。この行動は複数のメスでそれぞれ複数回観察していますが、何を意味する行動なのかはよく分かりません。 結局、メスが自ら飛び立って飛翔するところは観察できなかったので、今度は手にしがみつくメスを振り払って、空中に放り投げてみることにしました。すると、地面に着地する間際に翅を広げるところは観察できました。しかし、やはり放り投げても、翅をはばたかせて飛ぶところはおろか、滑空するところも観察できませんでした。きっとなにかが悪いのでしょう。またチャレンジしてみたいと思います。 |