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1日目 (黒島)
 
 
 黒島は自転車で回れるほどの小さな平べったい島に牧場が広がり、人より牛の数の方が多い島だという。

 朝、石垣島の離島桟橋から船で黒島へ。石垣の天候は曇りだったけれど、黒島に近づくにつれてどんどん空が暗くなってきた。そして30分ほど船に揺られ、黒島に到着したときには、ひどいどしゃぶりに。仕方ないので、港のターミナルだという建物で40分ほど待っていると、やんでくれたのでやっと出発。港近くの「まちゃばあのレンタサイクル」にて自転車を借り、レインウェアを着ていざ出発!

 そこから南へ宮里という集落まで舗装されている道が1本あった。両側は牧場。走っているとたくさんのツバメが飛び回っていた。雨が止んだ合間に虫を捕まえているのだろうか? 何かに衝突したのか、地面に落ちているトンボも多かった。



 10分ほど走るとビジターセンターがあり、ちょうど職員のおじさんがお姉さま方一行に解説しているところだったので、便乗して聞かせてもらうことに。


貝殻でできた湯沸し。直火でなくお灸で加熱したそうだ。

昔は黒島では水がとれず、西表まで男達が船で水を汲んできたという。


 さて、肝心のナナフシの方は、道から一歩入ったタイワンクズなどの植物でアマミナナフシが見られた。また御獄(うたき)が散在しており、その周辺でも見られた。どちらかというと幼虫が多く、成虫はいてもオスがほとんど。だめもとで狙っていたエダナナフシの方は見つからず。


アマミナナフシ終齢幼虫(メス)

アマミナナフシ成虫(オス)


 自転車で牧場の間を走っていると、有棘鉄線の棘になんとコオロギが刺さっていた。これがあの「モズのはやにえ」?まさか沖縄の離島でみられるなんて!


まだ生きていた…


 同じく牧場を尻目に走っていると、巨大な「牛のうんこちゃん」に遭遇。これは中にヤツらがいるに違いないと思い、ピンセットでほじくると、いました!「スカラベくん」たちです。ざっと3〜4種類の糞虫がなかでトンネルを掘っているようでした。


自転車で走る走る

うんこに遭遇。そんなに臭くない。

見つかった虫達
(標本)

やや乾いた糞からは幼虫を発見


 陸地ばっかり眺めていてもなぁと思い、島の西側の海岸に出てみると、きれいな海岸が広がっていました。水辺にはイソギンチャクやヒトデ、カニ、ヤドカリ、オタマなどの磯の生き物がたくさんいて、つっついて遊んでいたところ、水際のあたりをぴょろぴょろと動き回る黒い点を発見。この動き、アメンボだー!海辺にアメンボがいるなんて、さすが黒島!(?) 早速吸虫管を取り出し、砂の上に追いやって動きが鈍くなったところをゲット!


引き潮のようだ

黄色い円の中に

ごま粒ほどの大きさ。小さい・・・


 この日は一日中雨が降ったりやんだりだったし、ナナフシの成果もいまいちだったけど、はやにえも見れたし、うんちもほじくれたし、海でアメンボにも出会えたし、いい思い出ができたなぁとの思いを胸に、帰りの船に乗り込みました。めでたし。
 
 
 
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