表1は1週間ごとの産卵数の経緯、表2は成長過程のデータです。8週以降に産卵数が減っています。この理由は2つ考えられます。
 1つは、私が学校の夏休みに入り、餌を与えるのをさぼり気味になっていたことが原因で(エサは自宅近くで手に入らないため、学校のコナラの木から頂戴していた)、産卵数が減り、また弱り気味になり、寿命が縮んでしまったのではないかということ。
 2つ目は、寿命に過ぎないのではないかということ。ナナフシモドキの成虫の寿命は、だいたい1〜2ヶ月。この個体の成虫の期間は、5月31日から8月15日までの2.5ヶ月でした。よって、かなりのご長寿だったといえるのではないでしょうか。

 次に産卵数について。「虫の飼い方・観察の仕方5 雑木林の虫の飼い方(著:海野和男ほか)」には、ナナフシモドキは100個から多いときには300個近くの卵を産むということが書いてあります。このことから188個産んでくれたこのナナちゃんは、なかなかご立派だったのではないでしょうか。

 来年の目標について一言。「この中からオスが生まれてきてくれ!」。 ナナフシモドキのオスは、これまで4例しか報告がありませんので、もし出現すれば非常に貴重な資料となるでしょう。でも単為生殖の卵からはあり得ない??
 
表1:1週間ごとの産卵数の経緯
産卵数
1週(6/10〜) 21
2週 23
3週 16
4週 25
5週 21
6週 27
7週 23
8週 15
9週 14
10週(〜8/13)
65日間 188個
一日平均 2.89個
 
表2:ナナフシモドキ(神奈川県産)の成長過程
齢数 孵化(脱皮)の日付 日数 体長 メモ
1齢 2002年2/24孵化 21日 16.5mm 低温のために1齢の期間は長かった?
2齢 3/18脱皮 16日 23mm
3齢 4/03脱皮 14日 記録なし
4齢 4/17脱皮 12日 45mm
5齢 4/29脱皮 12日 68mm
6齢 5/11脱皮 20日 83mm 6齢の期間が長かったのはなぜかな?
成虫 5/31羽化〜8/15死亡 77日 93mm メス成虫の体長は、74-100mmとなる。
産卵期間 6/10〜8/13 65日
孵化〜死亡 2/24〜8/15 172日

 
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