スーパーのパイナップルから


駅前のスーパーで買ってきた、なんの変哲もないパイナップルである。


尾っぽのところに注目してみた。


なにやら白い物体がひしめいている。


取り出してみた。コナカイガラムシだった。全て死んでいた。


中には蜂に寄生されたものもあった。

 虫はどこにでもいるものである。みなさんも、今度スーパーや八百屋で野菜や果物を買ってきたら、探してみてほしい。そして、見つけたら毛嫌いせず、その意外な世界を楽しんでしまってほしい。決して毒はない。
 むしろ、あなただって知らないうちに虫を食べているかもしれない。みなさんがお使いの口紅の染料に、カイガラムシが出したものだってある。なぜこのチョコレートはお口で解けて手で解けないのだろうか?それはカイガラムシが出したロウ物質でコーティングされているおかげかもしれないのだ。

 ちなみに海外からの農産物は、必ず「植物検疫」を受けることになっている。輸入されてくる果物・野菜・花などと共に病害虫が侵入することを防ぐためである。もし検査で害虫が発見された場合、消毒後に輸入が認められる。今回のフィリピン産パインでも、害虫は上記のようにちゃんと殺虫されていた。めでたし。