| 空き地 |
雑草の生い茂る線路脇でクモを見つけて思い出した。雑草が生えた空き地で、タンポポの綿毛を息で吹き飛ばし、歩けば飛び跳ねるバッタや石をどかすと飛び出すコオロギを追いかけ・・・。幼い頃、そんな空き地でよく遊んだことを思い出した。 今では、そんな空き地を探すのも苦労する。空き地ができると、ほとんど間髪いれずにロープが張られ、看板が立ち、そしてマンションが建つ。鎌倉はマンションの建設ブームなのだろうか。とにかく土地が空くとマンションができる。空き地に雑草が生える暇もない。あっても中に入れない。線路脇ならいつでも空いているが、ここでは危なすぎる。これじゃあ子供に「外で遊んできなさい」とは言えないナ。天気がよくても家でTVゲームをするしかない。 空き地がないのは、土地の利用率が高くていいことだ。お金の回りがいい、GDPも上がるし、税金も取れる。今の社会は、空き地は無駄だと思っているようだ。子供の遊びよりお金。そうとも思っているのかもしれない。 オトナの物差しと子供の物差し。いつのまにか世の中の物差しが半分になってしまった。今のオトナはオトナの物差しだけで行動している。現代っ子は大変だろうに。 |
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| 2005.9.10 神奈川県鎌倉市 Nikon COOLPIX 5400/ トリミング |