2004.11-12 「トウキョウサンショウウオ 卵塊から孵化まで」
神奈川県横須賀市に、横に小川が流れるハイキングコースがあります。そこへ観察に行ったところ、川のよどんだ部分で、トウキョウサンショウウオの卵塊を発見しました。クロワッサンのような形をしており、泥をかぶってまるで川底に擬態しているようでした。
自宅に持ち帰り、発生の様子を軽く観察してみることにしました。
3月29日
卵はまだ丸い。
なお、卵は肉眼で軽く観察する限り、3層構造のよう。黒い卵を包む膜、卵をまとめる膜、そして外側の膜。
なんともいえない触感である。
4月2日
形が変形してきた。
外側の膜の破れた部分から、中身があふれてきた。ぎゅっと中身が詰まってるからだろう。
4月6日
えらもできてきた。
よく体を曲げる動きを見せる。
4月11日
孵化。日数が経つと、エサを与えなくても大きくなった。
現地の川の水は冷たかったのだが、やむ終えず常温で飼育した。そのため、発生のスピードが非常に速く、また奇形胚が多かった。やはりデリケート。