トゲナナフシ


 去年(2000年)の夏の終わり、1匹の成虫のナナフシが民家のブロック塀にはりついていました。ナナフシは生まれてはじめてみたので、びっくりしました。おそるおそる手にとってみても、まったく動かず硬直していました(死んだふりのようです)。
 後にトゲナナフシだとわかりました。しかし、そのときは飼い方がわからず、その親は10個ほどの卵を残して死んでしまいました。その卵が3月5日に孵ったので、「絶対に成虫まで育てるぞ!」と意気込み、育てることになりました。


親(2000年8月28日採集)

孵化の様子(撮影:2001年3月5日)

孵化直後の幼虫(3月5日)

ちびちゃんたち(3月24日)

少し大きくなったものも(3月24日)

脱皮(4月22日)

食べているところ(4月24日)

順調に大きく(5月10日)

脱皮の一部始終(5月24日)

トゲがはっきりしてきた(6月7日)

脱皮の一部始終2(6月28日)


 大人になったトゲナナフシたちですが、なぜか卵を一個も産まず、みんな死んでいきました。死体を解剖してみたところ、お腹の中には卵が入っていました。でも、なぜか産んでくれませんでした。
 飼育する上で、何かが悪かったのでしょう。ヤツデ100%で飼育したのが悪かったのか、農薬が付着していたのか、よく分かりませんが、とにかく、卵から育てるのは野生の成虫を飼うより難しいですね。